コラム
子供服の選び方|
目安となる年齢別のサイズ一覧2022.11/8
もくじ
子供服を選ぶとき、最も悩むのはサイズではないでしょうか?特に初めての子育てだと「このくらいのサイズでいいのかな?」と確信が持てず不安になることもあるでしょう。また、親族や友人の子供に服をプレゼントする際は「間違ったサイズを渡してしまうと迷惑になるのでは?」と悩んでしまうかもしれません。購入してもサイズが適正でないと着てもらえないため、子供服選びにおいてサイズ選びは重要なポイントと言えます。
Vol.1 子供服の選び方・サイズの目安とは
活発に動き回る子供にとって、服のサイズ選びはデザイン以上に大切です。最適なサイズの子供服を選べるように、サイズに対しての考え方やベビー服とキッズ服の違い、サイズ移行のポイントについて解説します。
子供の成長と洋服のサイズ
子供服はジャストサイズをおすすめします。子供の成長は早いからと大きめのサイズを選びたくなるところですが、サイズ選びに妥協は禁物です。すぐに着られなくなるのはもったいないと感じるかもしれません。しかしサイズが合っていないと、子供の動きが制限され転倒して怪我につながる可能性もあります。子供が安心してのびのびと過ごせるように、体型に合ったサイズを選びましょう。
子供服とベビー服の違い
子供服とは子供が着る服全般を指すため、ベビー服も子供服に含まれます。しかし子供服ブランドが乳児用の服をベビー服、幼児用の服をキッズ服と分けて販売しているところから、呼び分けられるようになりました。各ブランドでは0歳から3歳ごろまでがベビー服で、幼稚園に通う3歳ごろからキッズ服というケースが多く見られます。ベビー服とキッズ服の主な違いは素材とデザインです。ベビー服の中でも生後0か月〜6か月ごろまでの服は、肌に優しい綿100%のものや、縫い目を外側にした肌に優しい「外縫い」タイプが多用されます。
またその頃の服は、赤ちゃんが寝ている間の着替えやオムツ替えを前提にデザインされているため、全面にスナップを配置したシャツや、シャツとズボンがくっついた前開きのできるロンパースが一般的です。キッズ服になると、素材は汗を吸いやすい化学繊維も増え、デザインも多様化します。そして多くの子供服ブランドは、男の子用を「ボーイズ」女の子用を「ガールズ」と呼び、性別に合わせた特徴をデザインに反映させてベビー服との差別化を図っています。
サイズを移行するときのポイント
子供服のサイズアップは、子供の成長に合わせて行うことベストです。子供によって身長や体型は個人差があるため、年齢や周りの子供を参考にすると、ちょうど良い時期がわからなくなってしまうこともあります。お着替えのとき「少しきつくなってきたかな」と感じたらサイズ移行のタイミングです。前もって1サイズ上の服を用意しておくと、移行のタイミングを逃しません。ベビー服からキッズ服へ変えるタイミングは3歳頃を目処に考えつつ、子供の体型を考慮して調整しましょう。
Vol.2 子供服のサイズ選びに失敗しないコツ
「サイズ表を目安に子供服を購入したら、サイズが合わなくて着られなかった」という経験はありませんか?せっかく購入したのに、サイズ選びで失敗して服が無駄になるのはもったいないですよね。
ここでは子供服のサイズ選びについて、3つのコツをお伝えします。
海外ブランドはサイズ表記に注意
国によって暮らしている子供の体型が異なるケースもあります。それぞれの国民の体型に合わせて子供服はデザインされているため、日本国内製造の服とは着用感が異なることも。サイズ表記も日本の基準とは違うため、どの国のブランドかを確認してからサイズを選ぶようにしましょう。また着丈は合っていたとしても、幅が狭く窮屈に感じることもありますので、初めてのブランドを購入する際は試着してからサイズを決めた方が無難です。
<各国のサイズと特徴>
年齢の 目安 |
サイズ表記 | 主な特徴 | |
---|---|---|---|
日本 | 0か月〜 3か月 |
50cm | 全体的に少しゆったりしているものが多い |
アメリカ | 0か月〜 3か月 |
3M | ・着丈が長い ・やや細身 |
フランス | 0か月〜 6か月 |
6M | ・着丈は日本製と同じ ・やや細身 |
韓国 | 1歳〜2歳 | 3号 | ・着丈は日本製と同じ ・やや細身 |
試着できないときのポイント
子供服を購入するとき、試着してから決めるとちょうど良いサイズを選べますが、常に試着できる状況とは限りませんよね。通販サイトやプレゼント用に購入する場合は、サイズ表を目安にして購入する必要があります。選ぶ際はブランドが表記しているサイズ表の中でも、身幅と着丈は必ずチェックしましょう。もし記載されていない場合は、問い合わせフォームなどを利用して聞いてみることをおすすめします。身幅と着丈さえ分かれば全体のサイズ感が掴めるため、大きく外れることはなく安心して購入できます。
子供服の選び方で気をつけておきたいポイント
子供が産まれる前にベビー服を購入する場合は、服の色はホワイトやイエローなどが良いでしょう。男女どちらの性別でも違和感なく着用できる上、2人目ができたときの着回しにも対応できます。成長し、1歳ごろになると活動範囲が広がるため、服は汚れやすくなります。その際はブラウンやグレーなど汚れが目立ちにくい服を選ぶと、汚れても気になりにくいです。
またJIS規格マークがついているものは、国家標準規格として認定されているため安心して着用できます。ボタンのついた服は子供が幼い頃は誤飲の可能性もあり、着替えの手間もかかるため避けられがちです。しかし、幼児期に入るとボタン掛けの練習も必要になってくるため、ボタン付きの服は幼児期以降にタイミングを見て取り入れると良いでしょう。
そして、子供服選びで重要なポイントはサイズと素材です。子供の体質によっては綿以外の素材だと肌がかぶれるケースもあるため注意が必要です。サイズは子供が動きやすいように、ピッタリのものを選んであげてください。
サイズと素材の確認で特に気をつける必要があるのは、外国製の子供服を選ぶときです。サイズや素材、デザインが日本製とは違うケースも多いため、ブランドが表記している情報をしっかりと確認し、できることなら実際に見て試着をしてから購入するようにしましょう。
Vol.3 子供服のサイズ(目安)
子供服には年齢や身長に合わせて目安となるサイズが設定されています。ただしあくまで目安と捉え、子供の体型に合わせて服を選びましょう。子供服ブランドによってサイズの基準は若干異なりますが、一般的な目安を以下の表にまとめました。
身長 | サイズ | |
---|---|---|
0歳〜6か月ごろ | 約50〜60cm | 50〜60cm |
6か月〜1歳ごろ | 約70cm | 70cm |
1歳ごろ | 約80cm | 80cm |
2歳ごろ | 約90cm | 90cm |
3歳ごろ | 約95cm | 95cm |
4歳ごろ | 約95〜105cm | 100cm |
5歳ごろ | 約105〜115cm | 110cm |
6〜7歳ごろ | 約115〜125cm | 120cm |
8〜9歳ごろ | 約125〜135cm | 130cm |
10〜11歳ごろ | 約135〜145cm | 140cm |
12〜13歳ごろ | 約145〜155cm | 150cm |
Vol.4 まとめ
子供の体型は個人差があり、成長スピードも早いため、子供服のサイズ選びは悩むことも多いでしょう。年齢や身長を参考にサイズ表を見て購入しても、想像していたサイズと違うケースもあります。ネット通販が普及してきた昨今では試着の機会があまりないため、なおさらサイズを決めるのが難しくなってきました。お気に入りブランドのサイズ感を把握して成長のたびにサイズアップする方法や、事前に1サイズ上の服を購入しておくなど、子供の成長に応じて上手に子供服を購入しましょう。
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